2021-10

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着物の歴史

ニュー・キモノの特徴と歴史:構成要素と経済から

ニュー・キモノ(ニュー着物)とは新たな発想を目的に制作された現代和服の総称。ファッション辞典に登場したのが1980年代。アンチ・フォーマルの大塚末子から中森明菜の「ディザイア」をへて現代のニュー・キモノやレンタル衣装まで、その特徴や歴史を解説。
ブックレビュー

きもの文化と日本:一面的な束縛から多様な着物ライフへ

経済学者の伊藤元重と着物小売業やまと代表取締役会長の矢嶋孝俊の対談。昔の日本の生活に馴染んでいたものという観点からキモノを着る物ととらえ、未来の着物のあり方を話し合っています。服とは着る物だということを改めて感じさせてくれました。
ブックレビュー

今井正監督・岩下志麻主演映画「婉という女」パンフレット

1971年5月29日に公開された今井正監督・岩下志麻主演の映画「婉という女」パンフレット。内容はスチール写真をたくさんまぶし、史実や時代考証から複数の方々がエッセイを書いています。目次と、パンフレットスタッフ・映画スタッフをご紹介します。
近代日本の面影

中森明菜「ディザイア」の衣装にみるニュー・キモノ

中森明菜はこの曲だけテレビでもシングル・レコードのジャケットでもニュー・キモノを着ていました。しかし中森明菜を例に出してニュー・キモノがブームになったとか今後も着物・浴衣の復活可能性はあるとかいわれても、薄幸明菜のファンだった私としては…。
着物の歴史

ルーズさ回避とボディコンシャス化からみた和服の洋服化

20世紀初頭から西洋倫理にもとづくスリムな和服が発生。これが現代和服の源流です。和服(着物)は巻き衣タイプの衣服のためスリムに着られるはずがありません。これを可能にしたのが和服のボディコンシャス化と着用者のサイボーグ化。この辺の事情を解説。
着物の歴史

19世紀和服の多様性と自由性

近世の浮世絵のように19世紀和服にも衿元や胸元と端折りに遊び(ゆとり)がありました。この記事では19世紀和服の写真をいくつか提示して着物の自由な着方を確認し、19世紀和服にみる端折りと胸元・衿元の関係を考えます。また皺の美学を示す名写真も紹介。
ブックレビュー

日本人のすがたと暮らし:明治・大正・昭和前期の「身装」

大丸弘先生と高橋晴子の共著。近代化における日本人のすがたと暮らしの実態をテーマ別に洞察。大正ロマンや昭和レトロなど、近代の着物ライフを知るのに適切。値段が高くても持っておきたい1冊で、近代日本のファッション歴史を学ぶ最初に読むべき本です。
エキスポ日記

高島屋史料館企画展「キモノ★ア・ラ・モード」

今日は夫婦で大阪日本橋の高島屋史料館企画展「キモノ★ア・ラ・モード」へ。今は第I部「ウルチマ・モオダ」展。ベル・エポック感ただようシンプルな作品が印象的。「新様からくさ調」「貝殻光沢」にラブ。大正ロマン、昭和レトロ、戦後の着物を楽しめます。
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