昭和レトロなウールマークの着物

昭和レトロなウールマークの着物
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昭和レトロなウールマークの着物の記事リスト。

20世紀になり、いろんな和服が着物に一本化され着物が窮屈になりました。絹じゃないとダメの発想もその一つ。

でも歴史は違います。

幕末期からウールは着物素材で人気をもち、1960年代にはウールマークが着物で大ヒット。

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近代日本の面影

ウールシャリー製品:ウールマーク

国際羊毛事務局(IWS)が「主婦の友」1965年6月号に掲載したもの。化学繊維が多種にわたり開発されていた1960年代にあって100%羊毛という素材の自負を述べています。ウール製の衣料品は重いように感じますが軽いというキャッチフレーズを使っていて驚きます。
近代日本の面影

ウールマークを目じるしにあなたの好みの高級ウールを

この広告は国際羊毛事務局(IWS)が「主婦の友」1965年2月号52頁に掲載したもの。ウールマークというと私の小学生だった1980年頃によく聞いた言葉です。ついベルマークと混ざってしまいます。1960年代にはウールマークの商標が確立していたとわかります。
着物の歴史

ウール着物の広告(「主婦の友」1965年10月号)

「主婦の友」1965年10月号からウール着物の広告を紹介しています。売れなくなった着物や織物をIWSにすがりついたという1960年代とまとめられるでしょうか。ウールマーク多すぎ。着物もまたグローバルスタンダードの餌食となっていたわけです。
着物の歴史

ウールの着物:シルクウールの流行と周辺

「婦人画報」1973年2月号をもとにウール着物の普及と当時の着物事情を紹介しています。すでに当時は日本の絹織物産地がほぼ解体し着物の着用者が減っていたため、外国文化に言及しなければ着物を語ることが難しくなっていたことがわかります。
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