画像・映像や文献からたどる着物の歴史

画像・映像や文献からたどる着物の歴史 着物の歴史
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画像・映像や文献からたどる着物の歴史。19世紀和服の豊かさや20世紀和服の窮屈さなど、昔の着物の様子を紹介したり、和服が洋服になった経緯をまとめたりしています。

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着物の歴史

江戸更紗およばれ:婦人画報1967年2月号

「婦人画報」1967年2月号、12頁・13頁に特集された「江戸更紗およばれ」をご紹介しています。綺麗なモデルに貫禄があり、現代和服にしては少しゆとりを感じる着つけになっているので、とり上げました。2枚目のモデルは三ツ矢歌子です。
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ウール着物の広告(「主婦の友」1965年10月号)

「主婦の友」1965年10月号からウール着物の広告を紹介しています。売れなくなった着物や織物をIWSにすがりついたという1960年代とまとめられるでしょうか。ウールマーク多すぎ。着物もまたグローバルスタンダードの餌食となっていたわけです。
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〈特集〉お正月の晴着(「婦人画報」1967年1月号)

この記事では「婦人画報」1967年1月号「お正月の晴れ着/花の刺繍」をご紹介しています。着物女子が訪問着・中振袖・本振袖を着て訪問着の亭主と初釜で過ごしている場面をはじめ、書初め、松竹梅・菊・牡丹と薔薇・孔雀・京人形、雪輪・唐草とてんこ盛り。
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ウールの着物:シルクウールの流行と周辺

「婦人画報」1973年2月号をもとにウール着物の普及と当時の着物事情を紹介しています。すでに当時は日本の絹織物産地がほぼ解体し着物の着用者が減っていたため、外国文化に言及しなければ着物を語ることが難しくなっていたことがわかります。
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成人式の日 きもの12ヵ月:「ドレスメーキング」1966年

成人式の日のオススメ着物をテーマにした文章になっていて、袖丈の大きい中振袖と気軽に着れる訪問着の2種が大きく取り上げられています。「きもの」と「着物」を区別している基準を分析しています。まだ着物の値段設定にもコメントしています。
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洋服との関わりからみた着物と和服の意味と違い

着物と和服の意味と違いを説明。着物や浴衣は和服の一環です。つい和服と聞くと着物を想像してしまいます。男性は羽織袴を着たり大学生は卒業式に袴を穿いたりします。これらは着物といえませんが和服です。和服は洋服と対比的に考えられる癖があります。
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前近代和服と現代和服をくらべた和服の普遍要素

19世紀和服(前近代和服)から20世紀和服(現代和服)にかけて和服が失わなかった普遍要素(不変要素)をまとめます。洋服化(西洋化)した和服が失わなかった要素は平肩連袖、袂のある広袖、打ち合わせの裾、帯の利用の4点です。
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2枚の着物写真からペネロピ・フランクス論文を批判

20世紀前半に洋服が少なく和服が多かったと錯覚する研究は後を絶ちません。この頑固な研究例にペネロピ・フランクス論文をとりあげ詳しく批判します。また、見逃しやすい和服の洋服化にもふれて近代化・西洋化を否定できるものではないことを説明します。
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羽織と下着にみる和服の洋服化

20世紀になると和服(着物)のもっていた綿入の習慣が消滅し着物は薄着になりました。着物のスリム化は細くなっただけでなく薄くもなったのです。これにともない羽織・コートを着る習慣や下着をつける習慣が形成。習慣がどう作られたかを細かくみていきます。
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民族の暮らし「着る・飾る」に読む残念な日本人と現代和服

国立民族学博物館に勤めていた新進気鋭の研究者たちを集めた図鑑から大丸弘の和服論を紹介。オチからいえば、西洋人が着る着物や和服のルーズさは19世紀までの伝統衣装としての和服に近いです。和服業界がはまった蛸壺、新しい伝統に呪縛された日本人など。
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