昭和レトロはビンテージの小粒群な感じ。
小粒のすし詰めになったアパートや区切りの多く狭い室内を背景に撮影すると昭和レトロ風に写真が映えます。
近代日本では昭和になるとかなり開発が進んでしまい、都市圏といわれる地域は建物が小粒になりました。
古い文化住宅(2階建て詰め込みハイツ)の多くは戦前昭和に建てられた物が多いです。
とくに関東圏にくらべて関西圏は古代・中世に開発がかなり進んでいたので、昭和レトロというと私はつい関西圏を想像します。
兵庫県・大阪府・奈良県・京都府は江戸時代に当時なりの高水準に発展していました。つまり、畿内とよばれた地域はもう開発が終わっているので、近代に発展しにくかったのです。
金があっても土地がないという具合です。